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ぎけいき:偽りなく慶史の日記です
July / 08 Tue 03:37 ×
×

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August / 03 Fri 13:39 ×



少し前本屋さんに行くと、アニメの宣伝映像がよく流れていた
「図書館戦争」が今度は実写映画化されるそうな。

この作品、実は1年ぐらい前に
シリーズ全部を1週間で一気読みしました。

ハードカバーしかなかった頃に評判を知って、
文庫になるのをずっと待ってた作品でもありました。

面白かったし、考えさせられる部分も多く、
読み返すのに気力がいりそうなエピソードもいくつかありました。
↑これは単に、あたしがヘタレなだけ。

国の機関である「メディア良化委員会」と
地方自治体運営「図書隊」の武力抗争にまつわる
いくつかのエピソードが横軸。
主人公・笠原郁が高校時代に助けられた「王子様」の
正体と再会と発展(?)がシリーズを通した縦軸。


主人公カップル(郁と上官・堂上)もよかったけど、
私は上記二人よりも郁と同期の二人・柴崎と手塚の方が好きだった。
だから、本編ではないけどこの二人が中心の話は
かなり印象に残ってます。

過去や家庭の事情から、複雑な心理を抱える二人が
お互いのストーカー事件(←これ怖かった…。)で奔走している様に
すごく引き込まれて読みました。


柴崎渾身の「てづかーーーーーーーーーー!!!」に
鳥肌がたった。



映画がどのエピをメインでやるのか分からないけど、
(やっぱり「革命」かな?派手さでいけば。)
手塚と柴崎が添え物にならないといいなあ。


「笠原郁」は榮倉さんかあ。
んで「堂上篤」は岡田くん。SPの。
なるほど!って感じ。てか男前すぎる(笑)。


ダヴィンチのアンケートで一位だったらしいし、
読書好きな人たちの意見と有川先生の意見が一致したらしい。

ついでに、他に誰が挙ったのか知りたい(笑)。
というわけで、調べてみました。
こういうの好きなんですよねえ。

笠原郁  1位 榮倉奈々 2位 上野樹里 3位 長澤まさみ
堂上篤  1位 岡田准一 2位 妻夫木聡 3位 山田孝之

私は両方とも3位の人に1票。
でも、そうすると年齢差が出ないからダメだね。


隊長は是非、熊さん系な方を!
藤本隆宏さんとか。元四季の。

なんて思ってたら、高田延彦とか挙ってたらしい。
爆笑。



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July / 16 Mon 23:42 ×

暑いですね。蒸しますね。
梅雨は明けたんでしょうか。
三日ほどまともにテレビを観てないので
天気予報すらケータイでしか知りません。

そんなワケで昨日無事(?)、
act.14「地上42cmから眺る景色」が終了いたしました。

三連休の中日だというのに、
たくさんの方に暑い中足を運んでいただき
誠にありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱいです。



今回のこの作品の中で、いくつかやってみたいことがありました。


1.動物を登場させること。

ちらしにも書きましたが、某劇場の楽屋で最初にこのネタで決まりかけたとき、
パン屋のペットは「ネコ」ではなく「イヌ」でした。

そのつもりで書き始めるはずだったのが、よく考えてみれば
「久輝純」はイヌよりもネコのほうが雰囲気として向いてるのではないか、と思ったのです。
そこで書き始める直前、イヌをネコに変更。

つかさの家の雄ネコの座った高さを、だいたいでいいので測ってもらったら、40cmくらいだという。

でかいな!

と思いつつ、そんなら語呂よく42cmにしようということでタイトルが決定。

後日、ネコ経験メンバーに
「ネコで40cmはでかい。ふつう30cmくらいだよ。
つかさンとこのはおかしい。」(←つかさは「しつれーな!」と憤慨)
と言われてしまい。

今までの人生でネコが身近に居たことが無かった身としては
「まじか。なんだよ、人選ミスか。」となったんですが、
幸い久輝は背が高いので
「そこはまあデカネコってことで…。」と落ち着きました。

ちなみに、メンバーが最初に台本を読んだとき
このコ、色の印象は「黒」数名、「キジトラ」1名。
私も「黒」のイメージで書いたので、衣装を黒にしてもらいました。



2.舞台の真ん中から役者を登場させること。

舞台の真ん中から人を登場させるのには、
試行錯誤と材料選びにえらい時間がかかりました。

私自身が車移動をしない身なので、材料調達や運搬に誰かの力を借りねばならず、
また、私のオソマツな頭では、上手くできそうかなと思った事でもそうでもなかったり。

結果、文明の利器というか、最近はスゴイんだね~と
感心するシリーズを発見。
それがあの真ん中のカーテンを支えたポールです。

この資材に興味津々のごまとさくら(笑)。


失敗だったなと思うのは、
やっぱりパネルと高さを合わせるべきだったかなということ。

キャスト中一番背が高い大輝センセの身長が、約170cm。
てるこさんで履くヒールが約5cm。

てことは、180cmあれば大丈夫だね。

なんて話から、パネルは特に切断も継ぎ足しもなく
販売しているそのままのサイズ、180cmを使いました。
しかし、ポールが150cmの次のサイズが200cm。

じゃあ、余裕で隠れるから大丈夫じゃん。
専用の切断カッターは売ってたけど、買ったお店でなら切ってもらえるし、大は小を兼ねるから。

なんて言いながらそのまま使う事に。

見た目にはそれほど問題がなかったのですが、
あそこまでカーテンが外れるとは予測できず。

もう少し低く作っておけば、152cmのあやちゃんでも
芝居をしながらカーテンをはめ直すくらいできたかも…と。

たぶん、あれが届くのは大輝センセぐらいではないか。
大変申し訳なかった。

しかし、これが意外なところで意外な笑いを生み出していました。

肝井にしろ太郎にしろ宇多井にしろ貴理子さんにしろ七三メガネにしろ、
あの扮装で神妙にスタンバイしている姿が異様に笑えたという。

袖で見ていたメンバーは「笑えてしょうがなかった。」と言っていました。



3.地域弁でしゃべること。

台詞を地域弁にしたことで意外な事実を知りました。
尾張弁と三河弁ではイントネーションが違うということ。

最初の読み合わせで「?なんかいつもと違わない?」
と思ったのが三河地方の子たちの読み方。

よくよくきいてみると、音を置く位置が名古屋とは微妙に違うんだとか。

そうなの?! しまった…。

三河弁は「じゃん・だら・りん」のイメージだけで
そんなに違うと思ってなかった。

それなのに、なんでこの地域の言葉にしたかというと。
さくらの台詞で「絢夏は愛知県産」というのを出したかったためだけです(爆)。



4.普段は見ない(であろう)役柄を振ること。

男役を女役にすることのメリット。
意外な姿にウケること(笑)。

鋼媛記の那智もそうですが、男役がやる女役は
男並な性格で、えげつないこともできるありがたい存在。

スカートを履いただけ、脚を出しただけで喝采がおこる。
登場した途端に悲鳴が上がる。←これはびっくりした。
もともと女なのにアンケートで「女装」と書かれる(笑)。

普段の姿を知っている者としては、スカートまではいかずとも
特にこの時期、腕を出したり脚を出したり普通にしているので
それほど違和感が無いのです。(涼くんは違うけど。)

「大輝さんは髪が長くてもイケメンですね。」

「涼さんは本当に女なんですか。」

何度も聞いたこういう言葉が、
メンバーやスタッフから見ているものとは
やっぱりちょっと違って見えてるんだなと実感します。

それを悪い言葉で言えば利用しているのは、私です(笑)。

でも笑ってもらうのならやっぱり体を張らないと。
気の利いた上手い言い回しで笑わせられない私もどうなんだってとこですが、
それを三次元立体にする役者の力で、お客さんを引き込んで欲しかった。

肝井が「これはなんかヘンだ」という空気を作り、
てるこさんで「こういうことか」と理解してもらう。

早い登場順にしといてよかった。
その分早替えで苦労させてしまいましたが、その甲斐があったね。

アンケートにもありましたが、みんな本役以外の方(サブキャラ)を楽しんで演っていました。
衣装にしろ小道具にしろキャラクター設定にしろ、
真面目な顔してヘンな事をしようと策を練っている。

本役しかないのは絢夏と雪葉と久輝のみ。

常に母屋にいて、誰かを迎える状態の主婦とペット。
その二人をいかに笑わすかに(←厳密には違うけど)真剣になる理晞・那智・大輝。
台本通りの容姿にしたら稽古場でバカウケして周りが芝居にならなかったつかさ。
ほんの数分の登場人物でなんとか笑ってもらおうと必死の涼くん。
それとはまた別次元で、「5歳児って…?」と悩むごま。

メンバーにはちょろりと話したのですが、
那智のストーカー騒動も考えてたんです。
でも、時間の都合(←ページの都合とも言う)でばっさりカット。
夏だし、サイコホラーな感じを出してみたかったんですが、
それはまあ、また機会があればということで。



5.舞台上で本物のビールを開けること。

夏だしラストシーンは爽やかにしたい。
ということで本物の缶ビールを開けてもらいました。

車移動の子が多いから普段はみんなアルコールは摂らないし
実際ビールが飲めない子も居ます。
飲めるけど、この後踊るし…と思うとどうしても躊躇してしまう。

だけど、口をつけなくていいからプルトップは開けてくれと頼みました。

日本の庶民の夏といえば、ビールと枝豆。

メンバーの事を考えたら、ジュースやお茶のほうが正道なのかもしれないけど、
あえてそこはリアルにしたかった。
大人が10人も居る家で、アルコールが無いのもヘンだろうと。

缶ビールのプルトップを開ける音を出したかったので、
近所のスーパーで買ったものを、そのまま持ち込みました。

アポロさんに頼んで直前まで冷蔵庫に入れてさせてもらい、
冷やしてもらっていました。


片付けた時に一つ疑問が。
1本だけ半分近く減っている缶があったんです。

誰か飲んだ……?

打ち上げのときに判明しました。
「かんぱーい!」の後の暗転中に飲んだ人。

曰く
「暑いし冷えてるしビールだし。飲むしかないでしょ。」

いや、飲んじゃイカンとは言ってないし、飲んでもらってももちろん構わないんだけど。
いっても口つけるぐらいだと思ってたからびっくりした。

なんか、軽いけど、気のせいか…。と思いながら
トイレの洗面所で、どぼどぼどぼ……。

気のせいじゃなかった(笑)。


-------------------------

まあ~、本当に色んな事があった6ヵ月でした。
良い事も悪い事も。
1月の訃報。
3月の吉報。
4月の入院。
6月のケガ。
こんなにいろいろあったactも珍しい。

イライラしたり落ち込んだり馬鹿笑いした日常が終わりました。
2週間だけのお休みをもらい、再始動です。

劇場の舞台にあがるのは本当に久しぶり。
私には、初の自分が書いたのではない台本の演出。
長い長い稽古期間。
やること、つくらなきゃいけないもの、おぼえなきゃいけないこと山盛りです。

一番はまず決めること決めないとね(爆)。


その前に。


いらしてくださったお客様。
お手伝いしてくれた有志スタッフ。
わがままばかり並べてしまったアポロシアターの皆様。

本当に本当にありがとうございました。

暖かいお言葉や応援を裏切らないよう、糧とさせていただきます。


次回のお越しを心よりお待ちしております。



June / 30 Sat 06:57 ×
朝、一回目が覚めると二度寝が出来なくなりました。


なんだ?!


トシか?!


本番前でやることイロイロあるからの焦りか?!





今日も目が覚めたの5時半。


寝る前、最後に時計を見たのは確か1時過ぎ。



あちこち動き回るつもりだから、もう少し休もうと思ったのに、眠気が来ないまま1時間半。



しゃあない。

起きよう。



早起きは三文の得っていうし。








てか、腹減ったな。




!Σ( ̄□ ̄;



それで寝れないのか?!



June / 04 Mon 13:44 ×


久しぶりに泣きました。
マジ泣きです。


しかも湯舟で。




湯はもう冷えはじめてましたが、私は汗と涙と鼻水でぐちゃぐちゃでした。




……キタなくてすみません(_ _;)




大山淳子
『猫弁~天才百瀬とやっかいな依頼人たち~』






猫弁の「弁」は「弁当」の弁ではありません。「弁護士」の弁です。


新人時代に所属していた大手弁護士事務所で、「これで練習しなさい。」と渡されたペット訴訟。
「猫屋敷」と敬遠されていた家のお婆さんが訴えられた事件。


クライアントは被告側。
事務所としては勝っても負けてもどっちでもよかった。
しかし、百瀬は考え得る全ての手段と社会制度を使い、原告も被告も納得できる条件で和解が成立。
結果、企業顧問がメインの事務所にペット訴訟が殺到する事態に。


そして、百瀬は恩師に放り出された。
ペット問題のクライアント共に。



なんてこと。
真面目に仕事をした結果がこれか。



でも、百瀬は恨み言のひとつも言わず、
優秀な頭脳一つを携え小さな個人事務所を開きます。

そこで雇い入れた女性事務員はその事務所のドアに
ある日突然真っ黄色のペンキを塗りました。


おう・まい・がっ。

と思っても塗り直しが頼めない小心百瀬(笑)。



その事務所には、ペット問題に悩むクライアントが押しかけ、
挙げ句飼えなくなった猫を事務所に置いていく。
現在、その数11匹。

事務所を入ったら猫だらけ(笑)。

猫弁の由来です。



仕事があるのは有り難いけど、自分ではそんなつもりはないのに、
いつの間にか「猫専門弁護士」と言われるようになってしまう。

そういう案件は時間が掛かるわりに採算が取れないので、
事務所的には歓迎したくない。
でも、それ以外は仕事がない。
だから、引き受けて解決するとまたペットの問題が持ち込まれるという悪循環(笑)。


抜け出せないループ。





そんな中、とあるお葬式会場で、霊柩車が柩ごと盗まれてしまう。
遺体の身代金は1450万円。
それらの一連の交渉を依頼されました。


クライアントは息子である喪主。
柩の主は喪主の母親。




これがきっかけであちらこちらで起こる出会いや出来事が、ひとつの終息点に向かっていきます。



ベースにあるテーマは、家族。




会社の経営方針から確執が深まる母子。

家族がなく、お互いの存在を無くせないものと思う売れない芸人コンビ。

幼い頃母とアメリカに渡り、七歳で帰国したと思ったら施設に置き去りにされた百瀬。




求めるものは自分の存在を、無条件に受け入れてくれる人。



楽しいとき。
悲しいとき。
腹立つとき。
笑えるとき。
つらいとき。
イラつくとき。



寂しいとき。




誰かの体温と声が欲しいだけなのに、なかなかうまくいかない。
実際百瀬は、家族が欲しいが為に結婚相談所でお見合いをくり返します。
30名に断られてもなお。


自分の帰る場所。
誰かの隣。

朝起きて。
仕事から帰って。
寝る前に。


ペット不可の古いアパートで
自販機の取り出し口に捨てられていた小さな子猫に癒されながら、
百瀬は真相に近づいていきます。

そして百瀬自身も、子猫がいることで
結婚相談所通いを辞める事に。
理由:お金がもたないから(笑)。

その旨を入所からずっとお世話になってきた担当者に
お礼とともに挨拶にいきます。



ここからの百瀬のハッピーエンドはお見事。


何故、百瀬は30人ものお見合い相手に断られ続けたのか。

百瀬の事務所の事務員が何を思って
ドアに黄色のペンキを塗ったのか。

百瀬に自覚がなかっただけで、周囲の人々は
百瀬を大事に思ってくれている人たちばかりでした。




殺人の起きないミステリーは久しぶりに読みました。
と、思ったらこれの後に読んだ積ん読でとっといた別のやつもそうだった(笑)。

最初はわりと淡々と進んでいて、これどういう決着になるのかと思ったら
優し~い人情話でした。



これ、ドラマありきの小説です。
TBSが講談社と組んで、ドラマに向きそうな小説の募集で
大賞と獲った作品だそうで、
帯で、吉岡秀隆さんと杏ちゃんがにゃんこポーズをしてました。

どうやらDVDも出るようです。

番組のサイトも見てみました。

すげえ。
見事に舞台の人ばっか。

秋山さんとか緑子さんとか岩松さんとか荒川くんとか。

ついでに。
柳原加奈子とノンスタ石田の
キャスティングは笑えた。
超・納・得!



May / 11 Fri 00:40 ×
テレビを見てましたら。


名古屋で活動する若手ミュージシャンの、とあるデュオがでてまいりました。



大学時代の同級生だという二人組。



ふ~ん…。




…………………………ん…?






この子……、知ってる…。

……あの子じゃね…?




名前にも、聞き覚えがある。




……………調べてみよう…。




(検索中)


出身地、大学 などみるに……



多分間違いない。



高校生だった彼。

ヒップホップダンスを独学で学んでました。


そのため、まるっきりジャズが踊れなくて、「どうすればいいのかサッパリわからん…」と困惑してたのを覚えています。

若いだけあって振り覚えは一番早かったけど。

なんかヘンっていう(笑)。





デザイナーになりたいと言ってたけど、ミュージシャンになったのね。

ブログにはフリーターって書いてあるけど、アルバム出してるみたいだし。





こっそり応援してみよう。






ま、向こうはアタシの事なんざ覚えておらんだろうさ(笑)。
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