忍者ブログ
ぎけいき:偽りなく慶史の日記です
April / 24 Wed 19:50 ×
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

November / 07 Fri 23:09 ×
ネットで評判をみて、借りてみました。


2007年
『黄色い涙』


時代は昭和30年代。東京オリンピックの前年。
それぞれの事情が重なって六畳一間のアパートに集まった4人のひと夏の物語。

これが去年ていうのがまず驚き。主演は嵐。
そんじゃ、一人足りないじゃんと思うと思いますが、ちゃんと5人出てます。
ただ一人だけ、他の4人よりも出番が少ない。
なのに、最後のその人にだけどんでん返しがある。
びっくりしたよ。叫んじゃったもん(笑)。

センターは二宮くん。マンガ家さん。
その二宮くんの住むアパートに転がり込むのが。
歌手志望の相葉くん。
小説家志望の櫻井くん。
画家志望の大野くん。

マツジュンは商店街のお米屋さんに勤める、たぶん東北出身の純朴な若者(ナマってたから)。

お米屋さんと漫画家以外は、クリエイターを目指すいわゆるフリーター。
というか、ニート(笑)。だって仕事一切してないもん。


みんなでお風呂屋さんに行くときに二宮くんがみんなに問う。
「自由とはなにか。」
他の3人はいう。
「好きなことを好きなだけすること。歌に小説に油絵。好きなことをする。」

この答えをきいて、私は「?」となった。
確かに、好きなことだけできればどんなにラクで楽しいか。
でもその為にはお金がいる。
じゃあ、その金どうすんの?親にもらうの?
働く気ないんでしょう?てか、そんなんで働けないよね?
ツケって信用の問題だよ。払ってないのに貸してくれないよ、フツー。
いっぱしの芸術家を気取るなら、何か行動してみろ。
と思って見ていました。

しかし、夏の初めに二宮くんが漫画の師匠のお手伝いで17日間ほぼ不眠不休で働いたバイト代を資金に、この夏だけ「自由に」創作活動をしようと話し合う。

ただ結局それはうまくいかなくて、新しい道を歩くことになるまでの最後のあがきみたいなものなんだけど。

それぞれが思いを寄せていた女の子たちも一人とはどんどんすれ違い、一人は田舎に帰ってお見合いをする。
究極はこの世の子ではなかったとかも。(←これもびっくりした。)
さらに、結婚の約束をした子が実はちょっと精神的に病んでる子で誰にでも声をかけて婚約をするのだとか。

そんな中で、4人が知りあって一緒に行動するきっかけになった
二宮くんのお母さんが亡くなる。
そして、現実を受け入れる。
(そうなる前に誰か自殺してしまうんじゃないかとヒヤヒヤした。)

ありがちな若者の迷いとか情熱とかが「青春だね~。」と思わせる映画でした。
またこの4人(5人)が細いもんだから、ああ、貧乏なのね…と納得させてしまう妙な説得力もあったり(笑)。


細かいところはちょこちょこと気になりました。
新鮮というか意外というか。

1)タバコ
マツジュン以外、みんな吸ってました。
でもね~、似合わないねー(笑)! 
実際の彼らが喫煙者かどうかは知りませんが、微妙に似合ってなかった。
あ、大野くんはちょっと似合ってた。
これって失礼なのかな。

2)衣装
二宮くんと相葉くんと大野くんは似合ってました。二宮くん似合いすぎ(笑)。
櫻井くんは微妙。もじゃもじゃ頭と無精ヒゲも微妙(^_^;)。
マツジュンは顔立ちが派手なのに、衣装が地味でイマイチバランスが…どうなんだろう…。
でも、この時代に実際こういう人いたかもね。服装はぱっとしないのに、顔が濃い人(笑)。

3〉ヒロインちゃん
香椎由宇ちゃんでした。
いままで気にしたことなかったけど、この子かなりグラマーさん。
この時代のワンピースとかが似合ってて、綺麗でした。

4)キスシーン
二宮くんと相葉くんにありました。
はっきり言ってこの二人のこういうシーンて見たことがなかったから意外でした。
へえ~、あるんだこういうシーンと思って。(←なにげに失礼)
マツジュンはどうとも思わないけど(笑)。

5)歌
これってどうなんだろう…。
音楽のことはよくわからないし、実際に嵐のアルバムとかも聞いたわけじゃない。
だから、ソロだとこんな感じというのがはっきりとしているわけじゃないけど。
でも、でも。相葉くん。
あんまりお歌上手じゃないよね(^_^;)?わざとなのか?

6)関西弁
関西人じゃないからはっきりしないけど、なんとなく違和感はありました。
櫻井くんの関西弁。
頑張ってたとは思う。
けど、関西人にしなくてもよかったんじゃ…と思うったりもした。
関東圏の田舎出身で標準語にすればもっと小汚い雰囲気になったんじゃないのかな…。
わかんないけど。





春に知りあって、夏に再会。
7月終りから9月半ばぐらいまでの本当に短い時間に自分を見つめ直し、何が必要でどうしていくべきなのかを考える若者たち。

望むものをすべて手に入れられるなんてそうあることではないと知り、ケリをつける。

今思い返してみると、望んだことあるな~というちょっと恥ずかしい記憶もあり。

昨日書いた「花よりもなほ」もだけど、これも淡々と時間が進んでいく。
でも、少しずつ夢から目覚めていくのがちょっとだけ切なかった。

そんな中で冒頭にも書いたけど幸せを掴んだヤツが。

最後に2年後のシーンがあって、それぞれ就職したりまだまだ六畳に住んでたりするのに一人田舎に帰って、奥さんいて子供も生まれてる。
ナレーションで「最後に驚く報告が一つだけある。」と言ったけど、まさに!
その奥さんにびっくりこいた!なんでそんなことになってんだ!
あんまり接点なかったやんか!(多少はあった。)
爆笑したさ!




実はネタ(というかエピソード探し)でいろいろ見たり読んだりしています。

昨日と今日のはネタになりそうにないので書きました(笑)。

さて、次は何を観るかな。
2本は決まってるけどね。


PR
NAME
TITLE
MAIL
URL
VOICE
EMOJI / FONT COLOR
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS
ADMIN | WRITE
 
"+慶史+" WROTE ALL ARTICLES.
忍者ブログ・[PR]
/ PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.