こんな時間に…。
でも、面白かった!
一気読みですよ。
東野圭吾
『容疑者Xの献身』
ハードカバーでは買わない人なので、文庫になるのをずっと待っていました。
したら、文庫版を見つける前にドラマ化→映画化とあっという間に人気者に(笑)。
まあ、それ以前にも直木賞受賞とかその年のミステリーNo.1とかの評判がすごかったわけですが。
納得できるラストでよかった…。
まず、それを思いました。
いくつか東野作品を読んだことがあったんですが、イマイチ、なんというか、納得できないわけじゃないけど、その動機は理解しがたい…というものが多かったんです。
あと、トリックが難しすぎて私の頭では理解出来ない(←ガリレオシリーズがまさにこれ。同じ理由で名大の先生・森博嗣氏も挫折。でもこれは単に私がアホなだけ)というのもあって、しばらく読んでなかったんです。
近所の本屋で東野圭吾フェアをやっていて文庫を見つけたので、久しぶりに読んだら、ラスト2ページで感涙。
人は此処まで人を好きになれる、感謝できるのだという、強い心と一生を賭けた覚悟の、まさに『献身』。
人から見れば「そんだけ?」と思われるようなこと、当人にしてみたら全く無意識であることが、当事者にしてみれば、それほどのことを行う、十分な動機になる。
孤独と失望からの脱出。
「愛情」と「願い」。
でも真実を知ってもなお、それを躊躇いなく受け取れる人は、ヒトとしておかしいと思う。
そんな選択をする人だったら、そんな人を好きだった彼が可哀相だと思った。
だから、ラストは哀しいけど、未来があると思う。
もう二人は会えないだろうし、連絡も取らないだろうけど、あの選択に私は拍手したい。
頑張ったね。
偉かったね。
でも決して許されることではないから。
罪を償って、今度こそやり直して欲しい。
そう思いました。
これを堤さんと松雪さんがやるのか…、と思うと映画館に行ってしまいそう。多分、行かないけど(笑)。どっちや。
でも、面白かった!
一気読みですよ。
東野圭吾
『容疑者Xの献身』
ハードカバーでは買わない人なので、文庫になるのをずっと待っていました。
したら、文庫版を見つける前にドラマ化→映画化とあっという間に人気者に(笑)。
まあ、それ以前にも直木賞受賞とかその年のミステリーNo.1とかの評判がすごかったわけですが。
納得できるラストでよかった…。
まず、それを思いました。
いくつか東野作品を読んだことがあったんですが、イマイチ、なんというか、納得できないわけじゃないけど、その動機は理解しがたい…というものが多かったんです。
あと、トリックが難しすぎて私の頭では理解出来ない(←ガリレオシリーズがまさにこれ。同じ理由で名大の先生・森博嗣氏も挫折。でもこれは単に私がアホなだけ)というのもあって、しばらく読んでなかったんです。
近所の本屋で東野圭吾フェアをやっていて文庫を見つけたので、久しぶりに読んだら、ラスト2ページで感涙。
人は此処まで人を好きになれる、感謝できるのだという、強い心と一生を賭けた覚悟の、まさに『献身』。
人から見れば「そんだけ?」と思われるようなこと、当人にしてみたら全く無意識であることが、当事者にしてみれば、それほどのことを行う、十分な動機になる。
孤独と失望からの脱出。
「愛情」と「願い」。
でも真実を知ってもなお、それを躊躇いなく受け取れる人は、ヒトとしておかしいと思う。
そんな選択をする人だったら、そんな人を好きだった彼が可哀相だと思った。
だから、ラストは哀しいけど、未来があると思う。
もう二人は会えないだろうし、連絡も取らないだろうけど、あの選択に私は拍手したい。
頑張ったね。
偉かったね。
でも決して許されることではないから。
罪を償って、今度こそやり直して欲しい。
そう思いました。
これを堤さんと松雪さんがやるのか…、と思うと映画館に行ってしまいそう。多分、行かないけど(笑)。どっちや。
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