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ぎけいき:偽りなく慶史の日記です
May / 30 Sat 15:35 ×
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May / 13 Wed 02:47 ×
揺るがない心。
シンプルな理由。

ただただ、恩返しを。


柔らかく、花のような
あの親子の為に。



舞台版
『容疑者Xの献身』



石神先生の得体の知れなさ、孤独な背中、親子に初めて会った時の衝撃、電話の音…


一見、愛想がなくて暗いジメっとした印象の彼の中には、計り知れない愛情が詰まっている。

彼女に恋をしている。
絶望から救ってくれた二人に、恩返しがしたかった。

それだけ。

それほど二人に感謝している。




舞台上に大きな盆があり、人力で動かして場面転換。

地の文に書かれた石神先生や花岡さんの心情や状況を、出演者が読み上げる。

音楽は、チェロとピアノ。


殺人から始まる哀しい物語は、原作の空気ほぼそのままでした。



なにげに注目したのは、娘の美里ちゃんでした。

考えてみれば、殺人の弾き金を引いたのは彼女だし。

常に倒れそうな程、緊張していたし。

ラストへ繋がる彼女の行動は、褒められたものではないけど理解はできる。


お母さんを助けたかった。

ボコボコに殴られた。

殺した事を後悔してない。

でももう耐えられない…。


14歳の潔癖な女の子には、何も知らずお母さんに近づいてくる男が、どう見えたのだろう。


一方真実を知らされた母は、衝撃の余り身動き一つ出来ない。瞬きすら、ない。


伝い落ちる涙がライトで光って、はじめて泣いているのに気付きました。


この花岡靖子を演じたのは、ハスキーな声が素敵な、舞台中心の女優さん。

DVDで見た事はあったけど、それはがっつりメイクの舞台だったんで、実際どんな顔なのかよく知らなかったんです。
実物は可愛いらしい人でした。


石神先生は、登場の時点で泣けてきました。

早すぎだろ自分、と思いながらも止まらなかったんです。

この人がこれから辿る道を、知っているからだとは思うけど。


パンフレットの一番最後のページに、花岡さんに宛てた手紙の最後の一文が、手書きの文字で載っていて、それがまた…(泣)。


ホントに『愛している』としか表現しようのない、深い気持ち。

あの一文は、本気で書いていると解るからまた哀しい。

自分との未来なんて望んでいない。何から何まで計算しつくし、親子を助け、親友にまで嘘を突き通すつもりだったのに…。




ガリレオ先生は、映画の湯川を見てないからわからないけど、地に足が着いた感じでした。
こういう役所珍しい人がやってたんで、新鮮でした。

メガネ白衣萌えの人にはたまらんだろうなと思いながら(笑)。

彼が何度か舞台上でコーヒーをいれるのですが、一番最初にいれた時、7列だったためかすか~にコーヒーの匂いがしました。

終演後のロビーで、「湯川が飲んでいたコーヒーと同じコーヒーを自分でいれて飲める」(←100円)コーナーが作ってあって、面白かった(笑)。飲まなかったけど。




この話のラストは救いがないという意見もあるけど、私はある意味ハッピーエンドだと思います。

確かに誰一人幸せになっていない。傍観者である湯川ですら。

でも確実に未来を感じます。


美里ちゃんにも、花岡さんにも、石神先生にも。


あのまま、石神先生の思惑通りになっていたら、石神先生は多分死刑すら有り得てそれをあっさり受け入れたと思う。

実際、刑は重いだろうけど、「生きる」未来はある。

石神先生が捨てようとした「生きていく」こと。

ここでも花岡さんは、意識的ではなく石神先生を救っている。

その事に気付いたら、きっともう死ねない。

花岡靖子の為に、「生きる」。
そういう道を石神先生は選ぶと思います。

そしていつか、リーマン予想(某推理漫画でこういう賞金のかかった数学の問題がいくつもあると知りました。このリーマン予想も解説してあったけど、さっっっっぱり解らなかった(-_-))の論文を発表し、数学者として成功して欲しいと思います。



最後にどうでもいい話を。

いろんな事情が重なって平日の昼間に行動することができたんだけど、目的地に着いた時点で携帯を確認したら、職場から着信が!

慌ててかけ直したら、30秒と持たず充電切れ!

焦って公衆電話を探してまたかけ直したら、今度は1分と持たず、30円が切れた!

もうイヤ…と思いつつ、自販機で100円玉を作り300円を入れてやっと用件が聞けた。

何かと思ったら…な用事で、一安心。


開演前に大汗かいたよ。


あー、びっくりした。


ていうか公衆電話、ぼったくり。

昔、もっと長く話せたはずだよ!






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