久しぶりに、ずっしりと重かったです。
いのうえ歌舞伎
『IZO』
タイトルロールはV6の森田くん。
まんま、岡田以蔵の物語。
幕末の土佐に生まれ、28で斬首された剣豪。
天誅と言いかえただけの暗殺。
時代を読み違え、学問よりも剣を選んだ。
身分に苦しみ、犬のように扱われ犬のように捨てられた。
ほんの少しですが、この人を題材にしたものも読んだり見たりしたことがあります。
結論。
私はどうしても、この人が嫌いになれませんでした。
どちらかと言えば、「武市半平太、がっぺむかつく(←えがちゃん風)。」
以蔵目線である以上、武市は主人であり、師であり、裏切り者に見えるのは仕方ないとは思います。
でも、それにしても、この人は哀れ過ぎないかと思うのです。
武士とは言え、屋台骨の腐った幕府の最下級。
下手に身分があるぶん、捨てられないものがある。
勉強が出来ないから、剣技を磨いた。しかし、時既に遅く。
運命が変わるかもしれない瞬間が、たしかに、あった。
でも、結局武市のもとへ帰っていった。
不器用で、おバカで、強くて、純粋で、一途な人。
坂本龍馬の地元友達。
こんな事を本人に言ったら、斬り殺されると思うけど。
武市って、ちっちぇヤツだよね。
とっとと見限って龍馬のトコ、行けばよかったのに。
あなたには幸せになって欲しかったよ。
きっとそう思ってる人は、たくさんいると思うよ。
一幕ラストの殺陣。
めっちゃ血まみれ。
返り血あびて狂気の殺戮。
てか、この『IZO』、血飛沫飛びまくり。
掃除大変だよ、ありゃ。←余計な世話
メイキングで、切腹した役者さんが種明かしをしてくれました。
へぇ~。ナルホド~。
そして、森田くん。
犬っぽかったねえ。
尻尾や耳が見えるような気がしました。
が、かなりノドやられてたように思います。
辛そうでした。
いい表情、するけどね。
役者はやっぱり、一に「声」ですね。
ヒロインは戸田恵梨香ちゃん。
必死で以蔵を表の世界に出そうとした、気が強い幼なじみの女の子。
このヒロインちゃんと、以蔵がママゴト祝言をあげるシーンがあるんですが、可愛いかったねぇ。
その後何が起こるかわかってるから切ないんだけど。(T_T)
ラストに降りしきる黄色の花。
ミッちゃんが迎えに来たように思えました。
体力も気力も極限まで使う、新感線の舞台。
あの舞台に上がれる人を、ホントに凄いと思います。
いのうえ歌舞伎
『IZO』
タイトルロールはV6の森田くん。
まんま、岡田以蔵の物語。
幕末の土佐に生まれ、28で斬首された剣豪。
天誅と言いかえただけの暗殺。
時代を読み違え、学問よりも剣を選んだ。
身分に苦しみ、犬のように扱われ犬のように捨てられた。
ほんの少しですが、この人を題材にしたものも読んだり見たりしたことがあります。
結論。
私はどうしても、この人が嫌いになれませんでした。
どちらかと言えば、「武市半平太、がっぺむかつく(←えがちゃん風)。」
以蔵目線である以上、武市は主人であり、師であり、裏切り者に見えるのは仕方ないとは思います。
でも、それにしても、この人は哀れ過ぎないかと思うのです。
武士とは言え、屋台骨の腐った幕府の最下級。
下手に身分があるぶん、捨てられないものがある。
勉強が出来ないから、剣技を磨いた。しかし、時既に遅く。
運命が変わるかもしれない瞬間が、たしかに、あった。
でも、結局武市のもとへ帰っていった。
不器用で、おバカで、強くて、純粋で、一途な人。
坂本龍馬の地元友達。
こんな事を本人に言ったら、斬り殺されると思うけど。
武市って、ちっちぇヤツだよね。
とっとと見限って龍馬のトコ、行けばよかったのに。
あなたには幸せになって欲しかったよ。
きっとそう思ってる人は、たくさんいると思うよ。
一幕ラストの殺陣。
めっちゃ血まみれ。
返り血あびて狂気の殺戮。
てか、この『IZO』、血飛沫飛びまくり。
掃除大変だよ、ありゃ。←余計な世話
メイキングで、切腹した役者さんが種明かしをしてくれました。
へぇ~。ナルホド~。
そして、森田くん。
犬っぽかったねえ。
尻尾や耳が見えるような気がしました。
が、かなりノドやられてたように思います。
辛そうでした。
いい表情、するけどね。
役者はやっぱり、一に「声」ですね。
ヒロインは戸田恵梨香ちゃん。
必死で以蔵を表の世界に出そうとした、気が強い幼なじみの女の子。
このヒロインちゃんと、以蔵がママゴト祝言をあげるシーンがあるんですが、可愛いかったねぇ。
その後何が起こるかわかってるから切ないんだけど。(T_T)
ラストに降りしきる黄色の花。
ミッちゃんが迎えに来たように思えました。
体力も気力も極限まで使う、新感線の舞台。
あの舞台に上がれる人を、ホントに凄いと思います。
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